Redmineは色々なツールと連携して便利に業務を効率化することができます。
例えばお客様の問い合わせがRedmineに届き、1問い合わせに対しTeamsのスレッドを1つ立てるという運用も可能です。
本記事では様々な連携機能をRedmineの応用的な使い方としてご紹介します。
RedmineとMicrosoft Teamsの連携
RedmineとMicrosoft Teamsの連携機能を活用することで、プロジェクト管理とチームコミュニケーションをシームレスに統合できます。この連携により、Redmineで発生するタスクや更新情報をTeams内でリアルタイムに受け取ることが可能です。これにより、メンバーは複数のプラットフォームを切り替える手間を削減し、効率的に作業を進められます。特に、Redmineのチケットの変更やコメントが自動的にTeamsの特定のチャネルに通知されるため、重要な情報を見逃すリスクが低減します。この仕組みは、リモートワークやハイブリッド環境での円滑な情報共有をサポートします。
具体的な活用例:通知とタスク管理の効率化
Teamsとの連携を活用することで、プロジェクト管理がより効率的になります。たとえば、Redmineで新しいチケットが作成された場合や、既存のチケットが更新された場合に、Teamsチャネルで即座に通知を受け取る設定が可能です。これにより、メンバーは進行中のタスクや変更点を即座に把握できます。また、特定のプロジェクトごとに専用のTeamsチャネルを作成することで、プロジェクトごとの情報整理が簡単になります。さらに、Teams上で通知を確認しながらRedmineにアクセスすることで、スムーズにタスクを処理できる環境が整います。
導入の利点と注意点
RedmineとTeamsの連携を導入する最大の利点は、チーム間のコミュニケーションとタスク管理を一体化できる点です。特に、通知が一元化されることで、メールや複数のツールを頻繁にチェックする必要がなくなり、生産性の向上につながります。一方で、導入時にはいくつかの設定作業が必要です。例えば、TeamsのWebhookを設定し、Redmineに適切なプラグインをインストールする必要があります。また、通知が多すぎるとメンバーの負担になる可能性があるため、通知条件や頻度を適切にカスタマイズすることが重要です。これらを考慮することで、より効果的に連携機能を活用できます。
その他の様々な連携機能
Redmineの応用的な使い方をご紹介します。
◇リポジトリの設定
リポジトリは、システム内の小さなデータベースで、Redmineではバージョン管理システムと結びついています。リポジトリの設定はRedmineの設定画面上で設定する項目と、Redmineを設置しているサーバー上で設定する項目に分かれており、Redmine上でリポジトリを設定すると、バージョン管理システム上のそれぞれのファイルや更新履歴を確認したりできるようになります。また、バージョン管理システムへのプッシュやコミット(ファイルの登録)をチケットの更新と連動させることも可能です。システム管理者なら主にサーバー上、マネージャならRedmine上でリポジトリの設定を行うことになります。
マネージャの場合は、プロジェクトで連携するバージョン管理システムのリポジトリを設定することができます。リポジトリブラウザを使えば、チケットとリポジトリの関連付けを行うことが可能です。また、Redmineのユーザーとバージョン管理システムのユーザーは別管理ですが、リポジトリ一覧画面からはRedmineユーザーとバージョン管理システムのユーザーを紐付けることができます。
◇受信メールとチケットの連携
Redmineでは、特定のメールボックスに送信されたメールを基にチケットを登録することが可能です。メールサーバと連携する方法と、IMAPサーバから受信する方法があります。IMAPルートでは定期的なメールチェックと連動しますが、メールサーバと連携させればリアルタイム性が高くなります。その代わり、送信メールを扱うサーバの管理者が別にいる場合には、設定の変更を依頼する必要があります。
◇リマインドメール機能
終了していないチケットがいつまでも残っている場合、それはプロジェクトの遅延を意味しますが、そのチケットの存在を見落としていると、後で困ったことになりかねません。Redmineでは指定日数以上終了されていないチケットを検出して、リマインドメールを送付してくれる機能があります。
◇Wikiで使えるTextile記法について
Textile記法はシンプルなマークアップ言語です。マークアップ言語にはMarkdown記法、Pukkiwiki記法などがありますが、Textile記法は比較的少ない文字数で書けるので、RedmineではWikiページを記述する際に採用されています。
Redmineと弊社の取り組み
我々は、Redmineリリース初期の2008年からRedmineを活用した製品開発(SHERPAシリーズ)を長年開発しています。
また、お客様から個別に依頼されるプラグイン開発の受託も行っています。
SHERPA SUITE導入のメリット
SHERPA SUITEはインシデント管理・ジョブ管理・アラート制御などを一括で行えるソフトウェアです。
SHERPA SUITEは、統合されたインターフェースにより、予備知識のないオペレーターでもすぐに扱えるようになります。
また、SHERPA SUITEのソフトウェアはSHERPA-SMだけではありません。
他にも運用管理に必要なツールが用意されています。
必要に応じて、SHERPA-IR、SHERPA-JBも連携させることができます。
さらに、各種オプションやプラグインも豊富に用意されています。
RedmineでのSHERPA SUITE活用
Redmineに関して言えば、SHERPA-SM用に以下のようなプラグインがあります。
プラグイン名 | 機能 |
Issue Aggregation Plugin | 複数Redmineよりチケット一覧を取得し集約表示 |
Command Runner Plugin | チケット作成・更新を契機にコマンドを実行 |
Restore Escaped Characters Plugin | エスケープされた文字を復元する |
Redmine Auto Priority Plugin | 作業の経過時間に応じチケット優先度を変更する |
Redmine CSV Export With Journals Plugin | チケット一覧に履歴を含めCSV出力する |
Redmine Periodic Issue Plugin | 定期作業などのチケットを自動生成 |
これらのツールを、すべて統一されたインターフェースで扱えます。
いわば、Redmineを包括的に拡張してシステム運用業務を可能にし、より効率的に処理していくことができるのがSHERPA SUITEだと言えるでしょう。
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