Redmine 一般ユーザーができること|情報共有機能やカレンダー機能を紹介
今回の記事テーマは、Redmineの情報連携機能について解説します。
『カレンダー』『ニュース』などの機能があり、Redmineでの運用において知っていれば役立つ機能をシェアしていきます。
1. Redmineの情報共有機能:チーム全体の透明性を向上
プロジェクト管理においてRedmineの情報共有機能を活用することで円滑に情報共有ができます。各プロジェクト内に「Wiki」や「ドキュメント」セクションを設けることで、プロジェクトの要件や仕様、進行状況などを簡単に記録・共有できます。
Wikiはリンク機能が豊富で、複数ページを相互参照できるため、プロジェクト情報を体系的に整理するのに最適です。また、ファイル添付機能も備わっており、必要な資料をすぐに共有可能です。これにより、関係者全員が同じ情報にアクセスできる環境が整い、意思決定のスピードや正確性が向上します。
2. カレンダー機能でスケジュール管理を一元化
Redmineのカレンダー機能は、タスクやマイルストーンのスケジュール管理を視覚的に把握するのに役立ちます。各タスクの期日や担当者をカレンダー上で確認できるため、プロジェクト全体の進行状況を一目で把握可能です。また、締切日が近いタスクや重要なイベントを一括して確認できるので、抜け漏れを防ぎやすくなります。さらに、カレンダーは複数のプロジェクトをまとめて表示することも可能で、チーム全体のリソース管理や優先順位付けに役立ちます。これにより、全員が共通のスケジュールを理解し、効率的に業務を遂行できます。
「カレンダー」タブを開くと、月単位のカレンダーが表示されます。チケットやバージョンの開始日、期日を一覧することができます。プルダウンやカレンダーの右上にある前月、翌月のリンクをクリックすれば、表示月が切り替えられます。
カレンダーでは閲覧しかできませんので、カレンダーの表示を変えるにはそれぞれのリンクから詳細画面を編集する必要があります。他の画面と同じようにカレンダー上に表示されるチケットやバージョンをフィルタで絞り込むことができます。
3. ニュース機能でチーム間のコミュニケーションを強化
Redmineのニュース機能は、プロジェクト全体やチーム内の最新情報を共有する場として活用できます。新しい機能のリリース、重要なアナウンス、変更点の通知などを手軽に投稿でき、メンバー全員に同時に知らせることができます。また、コメント機能も備わっており、投稿されたニュースに対してフィードバックや議論が行える点も特徴です。この機能を活用することで、重要な情報が埋もれず、全メンバーが最新の状況を把握しやすくなります。定期的な更新を行うことで、チーム間の連携が強化され、プロジェクトの成功につながります。
「ニュース」タブを開くと、プロジェクトメンバーに周知すべき情報が配信されています。また、最新ニュースが追加されると、プロジェクトメンバー全員にメールで通知されるようになっています。ニュースにはコメントを付けることもできます。「ニュースの管理」「ニュースへのコメント」権限があれば、ニュースやコメントの追加・削除等を行うことが可能です。
4.「マイページ」でカスタマイズ
「マイページ」をカスタマイズすれば、自分が参加しているプロジェクトの情報を1週間分のカレンダー上に表示させることも可能です。すべてのプロジェクト、あるいは特定のプロジェクトのチケット・バージョンをカレンダー上に表示することもできます。
5.「フォーラム」で掲示板が作成できる
「フォーラム」タブでは、プロジェクトメンバーで特定の話題について議論したり、情報交換をするための掲示板が使えます。新しいフォーラムを作成・編集・削除できるのは管理者だけですが、一般ユーザーは新しいトピックやメッセージ(返答)の書き込みなどが自由に行えます。メッセージの記録はすべて残るので、経緯や仕様変更を記録したり、新メンバーが過去の経緯を学ぶためにも使えます。
6.便利な「文書」「Wiki」「ファイル」機能
Redmineは情報共有機能も充実しており、文書・Wiki・ファイルの3つが用意されています。
文書はプロジェクトにおいてメンバー内でドキュメントファイルを共有するための機能です。Wikiは複数人がページを構築していくことができる機能で、簡単にコンテンツを共有、編集できます。ニュースは情報配信ツールですが、Wikiは情報蓄積に使えます。ファイルはzip形式などのファイルを配布できる機能です。文書は共有、ファイルは公開を目的にした機能だと言えます。
最後に、Redmine内の情報検索について。右上のテキストボックスを使えば、キーワード検索をすることができます。検索の対象は現在開いているページなので、例えばチケット一覧画面やWiki画面などで検索すると良いでしょう。チケット番号がわかっていれば、チケット番号で検索することもできます。
Redmineと弊社の取り組み
我々は、Redmineリリース初期の2008年からRedmineを活用した製品開発(SHERPAシリーズ)を長年開発しています。
また、お客様から個別に依頼されるプラグイン開発の受託も行っています。
SHERPA SUITE導入のメリット
SHERPA SUITEはインシデント管理・ジョブ管理・アラート制御などを一括で行えるソフトウェアです。
SHERPA SUITEは、統合されたインターフェースにより、予備知識のないオペレーターでもすぐに扱えるようになります。
また、SHERPA SUITEのソフトウェアはSHERPA-SMだけではありません。
他にも運用管理に必要なツールが用意されています。
必要に応じて、SHERPA-IR、SHERPA-JBも連携させることができます。
さらに、各種オプションやプラグインも豊富に用意されています。
RedmineでのSHERPA SUITE活用
Redmineに関して言えば、SHERPA-SM用に以下のようなプラグインがあります。
プラグイン名 | 機能 |
Issue Aggregation Plugin | 複数Redmineよりチケット一覧を取得し集約表示 |
Command Runner Plugin | チケット作成・更新を契機にコマンドを実行 |
Restore Escaped Characters Plugin | エスケープされた文字を復元する |
Redmine Auto Priority Plugin | 作業の経過時間に応じチケット優先度を変更する |
Redmine CSV Export With Journals Plugin | チケット一覧に履歴を含めCSV出力する |
Redmine Periodic Issue Plugin | 定期作業などのチケットを自動生成 |
これらのツールを、すべて統一されたインターフェースで扱えます。
いわば、Redmineを包括的に拡張してシステム運用業務を可能にし、より効率的に処理していくことができるのがSHERPA SUITEだと言えるでしょう。
SHERPA SUITEについてはこちら