一般ユーザーができること①|チケット登録からタスク終了までの流れ

Redmine

チケット登録からタスク終了までの流れ

一般ユーザー

Redmineを使う人のほとんどは一般ユーザー(一担当者としてプロジェクトに参加しているユーザー)です。本来はプロジェクト管理を役割とするRedmineには、一般ユーザーをサポートする様々な機能があります。一般ユーザーは管理業務を行わず、割り当てられた作業に取り組んでいくことがマネージャや管理者とは大きく異なる点です。

一般ユーザーはユーザー登録を行い、Redmineにログインします。そして参加しているプロジェクトの画面を表示することからすべては始まります。

プロジェクト中に最も頻繁に行うのは「チケット」の登録・更新でしょう。タスクを細分化して登録しておくことで、やるべきことが整理しやすくなります。

「新しいチケット」タブでチケットを作成すると、トラッカー、題名、説明、ステータス、優先度、担当者、カテゴリ、親チケット、開始日・期日、予定工数、進捗率などの情報を管理できるようになります。チケットに関連するファイルを添付することもできます。
複雑なプロジェクトでも各タスクをチケットに登録しておけば実施漏れを防ぐことができるのが最大のメリットです。

チケットは一覧で表示することができます。チケットが多くなってくると、全体の量がわかりづらくなります。一覧を見れば自分が抱えているタスクが一目瞭然になるので便利です。

「フィルタ」「オプション」で一覧に表示する内容を編集できる他、チケットの題名をクリックすれば詳細情報を確認することもできます。チケットを変更・編集したい場合は、「鉛筆マーク」か「編集」をクリックします。

担当者の割り当てもRedmineの重要な機能です。担当者がはっきりしていなければタスク処理はおぼつかないので、管理者はしっかりと担当者を把握して登録しておく必要があります(後でチケットの詳細から登録することもできます)。

作業を開始する場合は、チケットの詳細画面でステータスを「新規」から「作業中」に切り替えます。チケットを様々に更新していけば、プロジェクトのメンバーと作業状況を共有できます。ポイントは「結果からたどることができないこと」をこまめに記録しておくことです。「なぜこのような対応をしたのか」といったことは結果からたどれないので、後でトラブルが起こった時に原因究明が遅れることがあります。こまめに「注記」にメモしておくと後々役に立ちます。

作業が終了したら、ステータスを「解決」もしくは「終了」に切り替えます。すると「ガントチャート」「カレンダー」にも終了が表示されるので、視覚的にもわかりやすくなっています。

SHERPA SUITE
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