SHERPA SUITEは手動で行なっていた業務の一部を自動化することを目的に開発されたツールです。主にSHERPA-IR(アラート制御ツール)とSHERPA-SM(インシデント管理ツール)によって、システム運用担当者は一定程度まで運用を自動化機能に任せることができます。例えばシステム運用の現場では、手順書の見直しといった操作に関する改善はよく行われていますが、運用まで見据えた対策になっていないことがあります。実際には、属人的な対応に任せていることも多いでしょう。SHERPA-IRでは、アラートメールを判別し、情報を付加し、指定箇所に通知するといった一連の作業を自動化できます。CloudWatch以外の監視ツールがあったとしても、SHERPA-IRは異なるフォーマットの電文を解析し、重複したチケットを集約することが可能です。
SHERPA-SMでは、障害通知をチケットとして自動登録、システムの利用者からの問合せも一元管理することができます。チケット機能は障害復旧の過程を可視化することで生産性向上につながりますし、問合せの証跡を見れば対応品質の向上などに活用することが可能です。
自動化によってミスが起きやすい煩雑な作業を効率化することで、担当者はより重要度の高い作業に集中できるようになります。結果的にシステムの安定運用が可能になり、お客様満足度の向上や人員確保などにもつなげられるのが、SHERPA SUITE導入のメリットです。
さらにSHERPA SUITEはOSS(オープンソースソフトウェア)でもあります。コストパフォーマンスも高いので、是非とも導入を検討していただければと思います。
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